新車で買うテスラの自動車税は、電気自動車が排気量1リットル以下の区分で扱われるため、標準年額が25,000円です。
Model 3もModel Yも同じ区分で、実際の納付額は登録時期・居住地・減免制度で変わります。
- 標準年額と、購入初年度・翌年度の税額の違い
- Model 3・Model Y・Model Y Lの自動車税の比較
- 2026年のEV減税(グリーン化特例・重量税の免税)
- 東京都・愛知県など自治体独自制度の見分け方
- 自分の税額を確かめる4つの手順
公開されている相場は、車種や等級などの条件が自分と異なる場合があります。
年齢条件と補償内容をそろえ、複数社の見積もりを比較してみましょう。
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テスラの自動車税はいくら?

テスラの自動車税は、標準年額が25,000円です。
電気自動車には総排気量の値がなく、現行の自動車税では最低税率が一律に適用されるため、Model 3もModel Yも同じ金額になります(東京都主税局・国土交通省)。
ただし、実際の納付額は変わります。新規登録した年度は月割、新車新規登録の翌年度はグリーン化特例(概ね75%軽減)の6,500円で、独自の課税免除がある自治体では免除の年度は課税されません。
税目ごとの違いと金額の見方を、次の表で整理します。
| 税目・ラベル | 課税のタイミング | 基本的な扱い |
|---|---|---|
| 自動車税(標準年額) | 毎年4月1日現在の所有者に年度分 | 25,000円(2019年10月1日以降に初回新規登録した自家用乗用車) |
| 自動車税(新規登録した年度) | 新規登録の月の翌月から3月まで | 標準年額×月数÷12の月割 |
| 自動車税(グリーン化特例) | 新車新規登録の翌年度分 | 概ね75%軽減(税率表では6,500円) |
| 自動車税(自治体独自免除) | 東京都・愛知県など制度のある自治体 | 条件を満たす年度は課税を免除 |
| 自動車重量税 | 新規登録時と車検時 | 電気自動車は新規登録時と初回車検が免税 |
| 環境性能割 | 車の取得時 | 2026年3月31日に廃止 |
| 消費税 | 車の購入時 | 車両の購入にかかる |

金額は登録月と居住地で変わるので、条件ごとに分けて見ましょう。
テスラにかかる税金は4種類|自動車税・重量税・消費税の違い


テスラの税金は、自動車税・自動車重量税・環境性能割・消費税の4種類で、課税の対象と時期が別です。環境性能割は2026年3月31日に廃止されました。
補助金は税金ではなく給付金なので、税額から引いて合算しません。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
毎年支払う自動車税
自動車税は、自動車を所有している間、毎年かかる都道府県の税金です。
2026年4月に「自動車税種別割」から「自動車税」へ名称が変わりました。税額は総排気量の区分で決まり、電気自動車は1リットル以下の区分で扱われます(東京都主税局・国土交通省)。
登録・車検時に関係する自動車重量税
自動車重量税は国税で、新車の新規登録時と車検時に、車両重量に応じて課されます。自動車税とは別の税金で、現行の制度で車両重量が関係するのはこちらだけです(財務省・国土交通省)。電気自動車は、エコカー減税で免税になる期間があります。
廃止された環境性能割と購入時の消費税
環境性能割は、車の取得時にかかっていた地方税で、2026年3月31日に廃止されました。
テスラの環境性能割は、2026年4月以降の取得には課されません。同日までに取得した車の環境性能割は、なお従前の例によります(財務省)。
消費税は、これらとは別に車両の購入にかかります(財務省)。
Model 3・Model Y・Model Y Lの自動車税を比較


Model 3・Model Y・Model Y Lの自動車税は、どのグレードも標準年額25,000円で、車両価格や車両重量が違っても変わりません。
| 車種・グレード | 車両価格 | 車両重量 | 自動車税の標準年額 |
|---|---|---|---|
| Model 3 Premium RWD | 5,313,000円〜 | 1,780kg | 25,000円 |
| Model 3 Premium ロングレンジAWD | 6,219,000円〜 | 1,840kg | 25,000円 |
| Model 3 Performance | 7,259,000円〜 | 1,850kg | 25,000円 |
| Model Y Premium RWD | 5,587,000円〜 | 1,920kg | 25,000円 |
| Model Y Premium ロングレンジAWD | 6,476,000円〜 | 1,990kg | 25,000円 |
| Model Y L | 7,490,000円〜 | 2,090kg | 25,000円 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
車両価格が違っても自動車税は変わらない


電気自動車には最低税率が一律に適用されるので、車両価格が最も低いModel 3 Premium RWDも、最も高いModel Y Lも25,000円です。
価格に応じて増えるのは、購入時の消費税です(東京都主税局・国土交通省・財務省)。
車両重量が関係するのは自動車重量税だけ


現行の制度で車両重量が使われるのは、自動車重量税です。
重量税は0.5トンごとの区分で、1.5トン超2トン以下に入るのはModel 3の3グレードとModel Yの2グレード、2トン超2.5トン以下に入るのはModel Y Lです(国土交通省)。実際の区分は、車両ごとの車両重量で決まります。
免税の対象になる新規登録時と初回車検では、どの区分でも重量税は0円です。



グレード名ではなく、車検証の車両重量と初度登録年月で見ましょう。
Model Y Lと中古車で見るポイント
Model Y Lは、乗車定員6人、車両重量2,090kgの別のモデルです(Tesla公式)。標準年額はModel Yと同じで、重量税の区分だけが異なります。
中古車は、車検証の初度登録年月が2019年10月以降なら25,000円、2019年9月以前なら29,500円です(東京都主税局)。
公開されている相場は、車種や等級などの条件が自分と異なる場合があります。
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2026年のEV減税|グリーン化特例と重量税の免税


2026年のEV減税は、自動車税のグリーン化特例と、自動車重量税のエコカー減税が中心です。
どちらも令和8年度(2026年度)の税制改正で2年延長され、期限は2028年3月31日と2028年4月30日に分かれます(国土交通省)。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
テスラのグリーン化特例の対象登録期間と軽減期間


グリーン化特例(軽課)は、電気自動車の自動車税を概ね75%軽減する制度です。
2026年4月1日から2028年3月31日までに新車新規登録を行った車が対象で、軽減されるのは登録した年度の翌年度の1年度分に限られます(国土交通省・大阪府)。
標準年額25,000円の25%は6,250円ですが、東京都と大阪府の税率表に載っている軽減後の金額は6,500円です(東京都主税局・大阪府)。
エコカー減税で自動車重量税が免税になる条件
エコカー減税は、排出ガス性能と燃費性能が優れた車の自動車重量税を免税または軽減する制度です。
電気自動車は燃費基準の達成度の要件がなく、2026年5月1日から2028年4月30日までに新車新規登録等を行うと、新規登録時と初回の車検が免税(2回免税)になります(財務省・国土交通省)。
初回車検の免税は、車検証の有効期間が満了する日から15日を経過する日までに車検証の交付等を受けた場合が対象です。Tesla公式も、新車のModel 3・Model Y・Model Y Lの重量税は免税と案内しています(国土交通省・Tesla公式)。
継続検査時の重量税額は、次回自動車重量税額照会サービスで照会できます(国土交通省)。



EV減税の期限は、税目ごとに日付が違うので分けて覚えましょう。
2028年度以降の方針は確定税額と分けて見る
与党の令和8年度税制改正大綱(2025年12月19日)には、2028年度以降の方針が書かれています。電気自動車の乗用車は、令和10年度(2028年度)以後の新車新規登録から、車両重量に応じた自動車税の課税方式に変える方針です(国土交通省)。
電気自動車とプラグインハイブリッド自動車には、2028年5月1日以後に受ける車検から、重量に応じた特例加算分を自動車重量税として車検時に徴収する方針も示されています。新車の新規検査分と、登録済みの車の施行日以後最初の車検分は免除する方針です。
購入初年度と翌年度以降でテスラの税額はどう変わる?


購入初年度の自動車税は月割で、翌年度は概ね75%軽減の6,500円、その次の年度から標準年額の25,000円に戻ります。
次の表は、自家用の電気自動車を2026年5月1日から2028年3月31日までに新車新規登録し、自治体の独自免除がない場合の流れです。
| 時期 | 自動車税 | 自動車重量税 |
|---|---|---|
| 新規登録した年度 | 標準税率の月割 | 新規登録時:免税 |
| 翌年度 | グリーン化特例の軽減後:6,500円 | 車検なし |
| 翌々年度以降 | 標準税率に戻る:25,000円 | 登録の3年後の初回車検:免税 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
新規登録月による月割


新規登録した年度の自動車税は、登録の月の翌月から3月までの月数で月割になります(東京都主税局)。
登録年度の自動車税=標準年額25,000円×(登録の翌月から3月までの月数)÷12(100円未満切捨て)
登録月別の月割額は、4月が22,900円、5月が20,800円、6月が18,700円、7月が16,600円、8月が14,500円、9月が12,500円、10月が10,400円、11月が8,300円、12月が6,200円、1月が4,100円、2月が2,000円です。3月に登録すると、その年度の月割分はありません(東京都主税局・大阪府)。
4月1日の所有者と、軽減が終わる時期
自動車税は、毎年4月1日現在の車検証上の所有者に、その年度分が課税されます。
年度の途中で所有者の変更や転出入があっても、その年度分は4月1日現在の所有者に全額課税されます。ただし、割賦販売などで売主が所有権を留保している場合は、車検証上の使用者が対象です。東京都では、納税通知書が5月上旬に送付され、納期限は5月末日です(東京都主税局)。
グリーン化特例の軽減は、新規登録した年度の翌年度の1年度分だけで、その次の年度から標準年額の25,000円に戻ります(大阪府)。
自分の税額を確かめる4つの手順
自分の自動車税は、次の4つの手順で確かめます。
2019年10月以降なら標準年額は25,000円、2019年9月以前なら29,500円です。
月割額を、月数をもとに税率表で調べます。
都道府県の自動車税のページで、独自免除の有無を確かめます。
金額が税率表と合うかを見ます。違うときは、都道府県の税事務所に問い合わせます。
東京都・愛知県など自治体独自のEV税制に注意


東京都と愛知県には、国のグリーン化特例とは別に、電気自動車の自動車税を免除する独自の制度があります。
どちらもその都県で課税される自動車税の制度で、全国共通ではありません。
| 比べる点 | 国のグリーン化特例 | 東京都のZEV導入促進税制 | 愛知県の課税免除 |
|---|---|---|---|
| 対象の登録 | 2026年4月1日〜2028年3月31日の新車新規登録 | 令和12年度(2030年度)までの初回新規登録 | 2027年3月31日までの新車新規登録 |
| 期間 | 登録した年度の翌年度の1年度分 | 新規登録時の月割分と翌年度から5年度分 | 新規登録年度の月割分と翌年度から5年度分 |
| 内容 | 概ね75%軽減 | 課税免除 | 全額免除 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
東京都のZEV導入促進税制
東京都のZEV導入促進税制は、令和12年度(2030年度)までに初回新規登録した電気自動車・燃料電池自動車・プラグインハイブリッド自動車が対象の、都独自の制度です。
令和8年度に初回新規登録した場合は、令和8年度の月割分と、令和9年度から令和13年度までの自動車税が免除の対象です(東京都主税局)。個人・法人やリース車も対象になります。
愛知県など他の自治体と居住地での確かめ方


愛知県の独自制度は、2027年3月31日までに新車新規登録を受けた電気自動車(燃料電池車を含む)とプラグインハイブリッド自動車の自動車税を、登録年度の月割分と翌年度から5年度分、全額免除します(愛知県)。
ほかの都道府県の独自制度の有無と内容は、居住する都道府県の自動車税の公式ページで調べましょう。愛知県は、車検証の登録住所によって担当する県税事務所が分かれます。



東京都・愛知県の免除は、その都県で課税される車の制度です。
税金だけでなくテスラの年間維持費を比較する


テスラの年間維持費は、税金・車検・充電・保険に分けて見ると全体像がつかめます。
- 税金:自動車税は毎年、重量税は新規登録時と車検時
- 車検:法定費用に自動車重量税が入る
- 充電:自宅充電と外出先で料金が違う
- 保険:年齢・等級・車両保険などで保険料が変わる
維持費全体の内訳は、電気代・税金・保険代を解説した維持費の記事で整理しています。
充電料金の計算方法は、自宅充電とスーパーチャージャーを比べた充電料金の記事が詳しいです。
自動車税は税率表で金額が決まり、同じ区分の車なら標準年額は同じです。一方、保険料は年齢、等級、車両保険の有無、補償内容で変わるため、税額のように一律の金額で示せません。条件をそろえた見積もりで比べるのが基本で、テスラの保険を比較した記事も参考になります。
公開されている相場は、車種や等級などの条件が自分と異なる場合があります。
年齢条件と補償内容をそろえ、複数社の見積もりを比較してみましょう。
\自分の条件に近いテスラ保険料を比較する/
テスラの自動車税に関するよくある質問


まとめ|標準年額だけでなく登録時期と自治体制度を確認しよう
テスラの自動車税は、標準年額25,000円を基準に、登録月の月割、翌年度のグリーン化特例、居住地の独自免除で実際の納付額が変わります。
- 標準年額は25,000円で、Model 3・Model Y・Model Y Lとも同じ
- 重量税は2028年4月30日までの新車新規登録等なら、新規登録時と初回車検が免税
- グリーン化特例で、新車新規登録の翌年度は6,500円、その次の年度から25,000円に戻る
- 東京都・愛知県の免除は全国共通ではなく、居住地で確かめる
公開されている相場は、車種や等級などの条件が自分と異なる場合があります。
年齢条件と補償内容をそろえ、複数社の見積もりを比較してみましょう。
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