駐車していたテスラに戻ったら、バンパーやドアに見覚えのないキズがついていた…
この記事では、当て逃げに気づいた直後の行動手順を中心に、セントリーモード映像の保存方法、警察への届出、修理見積もり、車両保険を使うかどうかの判断までを順番に整理しました。
- 当て逃げに気づいた直後にすべきこと
- 車両保険で補償されるかどうかの考え方
- セントリーモード映像を証拠として残す方法
- 保険を使った場合の等級・保険料への影響
- 保険と自費修理、どちらを選ぶべきかの判断基準
- 警察への届出から保険請求までの一連の流れ
当て逃げに気づいた直後から、順番に見ていきましょう。
まず一括見積もりで車両保険あり・なし・免責違いを比較してから判断しましょう。
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テスラが当て逃げされたら最初にやること

当て逃げに気づくと、驚きや怒りで気持ちが焦ってしまうものです。
しかし、最初にやるべきことの順番を誤ると、あとで保険を使う際に不利になることもあります。
ここでは、当て逃げに気づいた直後にやっておきたい3つの行動を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
車を動かす前に安全とキズを記録する

まず周囲の安全を確認し、車を動かす前にキズの状態と駐車位置を記録します。
キズのアップだけでなく、車全体、隣の区画、路面、周囲の状況も角度を変えて撮影しておくと、警察や保険会社へ説明しやすくなります。
相手車両の塗料や部品が付着している場合は、触ったり拭き取ったりせず、その状態も写真に残しておきましょう。
セントリーモードの映像をすぐ保存する
テスラにセントリーモードを設定している場合、当て逃げの瞬間が録画されている可能性があります。
ただし録画は上書きされる仕組みのため、気づいたらできるだけ早く該当のクリップを保存することが重要です。
保存の具体的な操作方法は、この記事の後半「セントリーモード映像を証拠として残す方法」で詳しく解説します。
警察へ連絡して事故の届出をする

当て逃げは交通事故の一種にあたるため、警察への届出が必要です。警察への届出がないと、保険の手続きに必要な交通事故証明書を取得できない場合があるため、忘れずに連絡しましょう。
届出の際は、気づいた日時、駐車していた場所、キズの状態を伝えられるよう、先ほど撮った写真を手元に用意しておくとスムーズです。
自動車安全運転センターは、警察への届出がない事故について交通事故証明書を発行できないと案内しています。小さなキズでも、保険利用の可能性があるなら届出を済ませましょう。

安全を確保し、車を動かす前にキズと周囲を記録しましょう。
テスラの当て逃げは車両保険で補償される?


当て逃げによる損傷は、車両保険に加入していれば補償の対象になる可能性があります。
ただし、補償されるかどうかは車両保険の種類や契約条件によって異なります。
ここでは、契約タイプごとの違いと、加害者が判明した場合の考え方を整理します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
一般型の車両保険では補償対象になる可能性がある
一般型(ワイドカバー型)の車両保険は、相手が特定できない当て逃げのような損傷も補償対象に含まれるケースが多いとされています。
契約内容によって細かな条件は異なるため、証券や契約のしおりで確認しておきましょう。
補償されるかどうかを判断しづらい場合は、契約している保険会社へ直接問い合わせるのが確実です。
限定型・エコノミー型は契約条件を確認する


限定型・エコノミー型でも、当て逃げを自動車との衝突・接触として補償する商品があります。
一方で、相手車両の特定などを条件とする契約もあるため、名称だけで判断せず補償範囲を確認しましょう。
断定はできないため、契約中のタイプと補償範囲を保険会社に確認することをおすすめします。
テスラの保険選びの基本的な考え方はテスラの保険はどこがいいかでも解説しています。
車両保険なしでは原則として自己負担になる
車両保険に加入していない場合、当て逃げによる損傷は原則として補償の対象外です。
テスラは修理費が高くなりやすい傾向もあるため、車両保険の有無は事前に把握しておきたいポイントです。
車両保険をつけるかどうかの基本的な考え方はテスラに車両保険は必要かで詳しく解説しています。
加害者が見つかった場合の修理費請求
加害車両が特定できた場合は、相手側への損害賠償請求を検討できます。
ドライブレコーダーやセントリーモードの映像、目撃情報などが手がかりになることがありますが、映像だけで加害者や過失が確定するとは限りません。
加害者との交渉が必要になった場合、弁護士費用特約を付けていれば、相談や手続きの負担を軽減できることがあります。
車両保険の補償範囲や当て逃げの取り扱いは、保険会社によって案内が異なります。今の契約でどこまで補償されるのか、この機会に確認しておくと、いざという時に慌てずに済みます。
車両保険の種類、免責金額、代車特約まで同じ条件で比較すると判断しやすくなります。
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セントリーモード映像を証拠として残す方法


セントリーモードの映像は、当て逃げの状況を伝えるうえで心強い記録になります。
ただし、保存の仕組みを知らないと、気づいたときには映像が消えていた、ということも起こり得ます。
ここでは、映像を確実に残しておくための方法を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
車内画面で該当する録画を確認する
車内のタッチスクリーンからドライブレコーダー・セントリーモードのアイコンを開き、該当する時間帯のクリップを確認します。
当て逃げが起きたと思われるおおよその時間帯を絞り込んでおくと、探しやすくなります。
画面上で該当のクリップを見つけたら「保存」を選択し、Tesla公式マニュアルでは、保存しない映像は継続的に上書きされ、USBの容量が少ない場合は最近の録画が最短約1時間分になる場合もあると案内されています。
USBデバイスから別の端末へバックアップする


セントリーモードの録画は、車内に接続したUSBデバイスへローカルに保存される仕組みで、テスラのサーバーへ自動的に送信されるわけではありません。
USBデバイスを車から取り出し、パソコンなど別の端末にコピーしてバックアップしておきましょう。
USB内のSentryClipsも容量が限られると古いものから削除されるため、当て逃げに気づいたら早めに別の端末へコピーしましょう。保存方法はTesla公式のUSBドライブ要件でも確認できます。
映像が残っていない場合に確認したいこと
USBデバイスを装着していなかった場合、セントリーモードが検知した際の通知はスマートフォンに届いても、肝心の映像自体は保存されていないことがあります。
この場合、映像による証拠は残っていない前提で対応を進める必要があります。
映像がなくても、写真による記録や警察への届出、周辺の防犯カメラの有無を確認するなど、できる範囲で状況を整理しておきましょう。



セントリーモード映像は、上書きされる前に早めに保存を。
当て逃げで保険を使うと等級はどうなる?


車両保険を使えることが分かっても、次に気になるのが等級への影響です。
当て逃げの場合、飛び石などの単独損傷とは異なる扱いになる点に注意が必要です。
ここでは、保険を使った場合の等級・保険料への影響を整理します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
当て逃げは3等級ダウン・事故有係数3年が一般的
当て逃げで車両保険を使った場合は、一般的に3等級ダウン事故として扱われ、継続契約の等級が3つ下がります。
さらに、保険期間が1年の契約では事故有係数適用期間が通常3年加算され、その間は同じ等級の無事故契約より保険料が高くなります。
三井住友海上の2026年1月以降始期契約の案内でも、当て逃げで車両保険を使うと3等級下がると説明されています。
弁護士費用特約だけなら等級へ影響しない場合がある
加害者との交渉のために弁護士費用特約のみを利用する場合、一般的には等級へ影響しないとされています。
車両保険を使わず、弁護士費用特約だけを使うという選択肢も検討できます。
ただし特約の扱いも保険会社によって異なるため、車両保険と弁護士費用特約、それぞれの利用が等級にどう影響するかを個別に確認しておくと安心です。



3等級ダウンでも、無事故を続ければ等級は回復します。
当て逃げ修理は自費と保険のどちらがいい?


等級への影響が分かったら、次は修理費用と照らし合わせて、保険を使うか自費で直すかを判断する段階です。
感覚だけで決めず、数字で比較することが大切です。
ここでは、判断の進め方を3つのステップに分けて紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずテスラまたは修理工場で見積もりを取る


判断の第一歩は、実際の修理費用を把握することです。
テスラのサービスや対応可能な修理工場に連絡し、損傷箇所の見積もりを取りましょう。外装だけに見えてもセンサーやカメラの確認が必要になる場合があるため、損傷範囲を含む見積もりを確認することが大切です。
修理費が高くなりやすい背景についてはテスラの修理代が高い理由で詳しく解説しています。
修理費・免責金額・保険料上昇分を比較する


見積もりが出たら、「修理費用-免責金額」と「3等級ダウン+事故有係数3年による翌年以降の保険料上昇分の合計」を比較します。
免責金額の考え方は車両保険の免責金額の考え方で解説しています。
保険料の上昇は複数年にわたって続くため、目先の金額だけでなく、数年単位での合計で比較することがポイントです。
高額修理なら車両保険を使う選択肢も検討する
比較した結果、修理費用が保険料上昇分を大きく上回るようであれば、車両保険を使う選択肢も現実的になります。
逆に修理費が小さい場合は、自費で直したほうが総合的な負担を抑えられることもあります。
どちらが正解ということはなく、自分の状況にあわせて数字で判断することが大切です。



修理費と保険料上昇分、両方を並べて比較しましょう。
保険を使うかどうかの判断がついたら、次は今の契約内容そのものが今の自分に合っているかを確認するタイミングです。
車両保険の種類、免責金額、代車特約まで同じ条件で比較すると判断しやすくなります。
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テスラの当て逃げ修理と保険請求の手順


ここまでのポイントを踏まえて、当て逃げに遭ってから保険を使うかどうか決めるまでの流れを、STEPで整理しました。
この順番で進めれば、慌てずに、必要な手続きを漏れなく進められます。
キズの部分、車全体、駐車していた位置、周囲の状況を写真に記録します。
該当する時間帯のクリップを車内画面から保存し、USBデバイスから別の端末にもバックアップします。
警察への届出がない事故は交通事故証明書が発行されないため、発生場所を管轄する警察へ連絡します。
修理費用の見積もりを取り、保険会社に等級・免責金額・翌年以降の保険料の見込みを確認します。
修理費用と保険料上昇分を比較し、自費修理か保険利用かを決めて手続きを進めます。
当て逃げに備えて保険更新前に確認したいこと


当て逃げは、駐車中であっても突然遭遇するトラブルです。
実際に遭ってから後悔しないよう、保険更新のタイミングで補償内容を見直しておくことをおすすめします。
ここでは、更新前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
当て逃げが補償される車両保険か確認する
契約中の車両保険が、当て逃げのように相手が特定できない損傷まで補償するタイプかどうかを確認しましょう。
保険会社ごとに案内が異なるため、比較する価値があります。
保険会社の選び方の基本はテスラの保険はどこがいいかで解説しています。
免責金額を複数パターンで比較する
免責金額の設定次第で、当て逃げのような損傷に対する自己負担額が変わります。
複数パターンで見積もりを取り、保険料とのバランスを確認しておきましょう。
保険料を抑える工夫はテスラの保険料を安くする方法でも紹介しています。
代車特約・弁護士費用特約も確認する
修理期間中の代車特約や、加害者との交渉に備える弁護士費用特約も、更新前に見直しておきたい項目です。
ロードサービスの範囲とあわせて確認しておくと安心です。
ロードサービスの詳しい内容はテスラのロードサービスと保険で解説しています。



当て逃げは突然です。日頃の備えが安心につながります。
テスラの当て逃げと保険でよくある質問


まとめ|当て逃げされたら映像保存・警察・見積もりの順で動こう
テスラが当て逃げされたら、状況の記録、セントリーモード映像の保存、警察への届出という順番で動くことが大切です。
車両保険が使えるかどうかは契約タイプによって異なるため、断定せず契約内容を確認しましょう。
保険を使うと一般的に3等級ダウン事故として扱われ、事故有係数適用期間も3年加算されるため、修理費用と翌年以降の保険料上昇分を比較したうえで、自費修理か保険利用かを判断してください。
当て逃げはいつ遭遇するか分かりません。実際に遭ってから後悔しないよう、日頃から補償内容を見直しておくことが大切です。
車両保険の種類、免責金額、代車特約まで同じ条件で比較すると判断しやすくなります。
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